kumi202005-10-25

編み機をプレゼントしたよね。
もちろん子供用のだけど。
たしか小学校3年ぐらい?
お母さんは記憶力ないから
あまりはっきりいつかは
覚えてないけど。

そしたら
すぐに、マフラー編んだよね。
ジャーッ!ジャーッ!って
結構すごい音がして編めたよね。
最近は編み機なんて見かけないし
当時も、お母さんは懐かしかったから
ちょっと、編ませてもらったよね。
編んでいくと、編みあがったところが
くるん、くるんと丸まって
ちょっと、大変だったよね。
でも、キチンと編みたい☆☆ちゃんは
ちょっとでも、目が飛ぶと又編みなおしたよね。
何回も何回も計って、マフラーの長さ決めたよね。
ボンボンだけは黄色にしたよね。
楽しかったよね。
編み物好きだったよね。

それから、すぐに帽子も編んだよね。
帽子は、ふちっこをゴム編みにしたから
ちょっとむずかしかったけど
すぐに覚えたよね。
目を減らすのも、ちゃんとできたよね。
お母さんは『すごいな!』って思ったよ。
でも、帽子はあまりかぶらなかったね。
色が好きじゃなかったみたいだね。

編みものは大きくなってからもしたよね。

手編みのマフラーや手袋も
ミトンじゃなくて、五指のをね。
やっぱり、手作りが好きだったよね。
コツコツと努力家だったよね。
お父さんもお母さんもいい加減なのにね。
もしかしたら反面教師かな?
これからは
お母さんが、生徒になる番だったんだよ。
それが、すごく楽しみだったのにね。
神様は意地悪だよね。
お母さんは、今でも
教室で待ってるよ
☆☆先生が来てくれるのをね。
先生はいつ来てくれるのですか?
昨日も今日も待ってるよ。
ずっと、ずっとね。。