新年

花キャベツ

新しい年が明けました。
悲しくても辛くても寂しくても
また、新しい年になりました。


昨日の事のように思えることでも
去年のこと
一昨年のこと
一昨々年のことになっていきます。


いつかはどうにかなると思っている現実も
やっぱり変わらずまた1年が過ぎました。
止まってしまったあの時間と
何事もないように移り変わって行く時間。


秋が来て
冬が来て
春が来る
やがて夏になっても
あの子は変わらず笑顔のままで
私も同じ思いのままでいるのに


私とあの子の周りだけが
どんどん
どんどん
変わって行く。


それが自然なことなのに
どうしてこんなに
残酷に思えるのでしょう。


でも
新しい年を迎えるたびに
もっともっと近づく
あの子の笑顔が本物だと
肌で感じられる時が来る
もっともっと近くに。。
そう思うことにしよう。


誰もが笑っている時は
一緒に笑っていよう
誰かが泣いてくれた時は
一緒に思いっきり泣いてしまおう。


そうして
時を流して行こう。


私が心から笑える日まで。
新しい年もこうして思えば
未来に繋げる
あぁそうして今年も2日が流れました。