別れ

昨日、父親の従兄弟にあたる親戚のおじ様のお葬式だった。
当家と会社の合同葬で沢山の沢山の方がお別れに来ていた。


いくら仕事関係といえども、故人の人柄が偲ばれる。
優しい人だった。 父親とは本当の兄弟のように仲良くしていた。
あまり他人に話せないような事柄も二人では会話の中に出てきていた。


したがって私も同じように親しく接してしいた。
私の今の境遇もすごく心配してくれていた。
自身も嫁ぐ直前の娘さんを亡くされた経験から
私のことを全く他人ごととは思えないような慈愛にみちた言葉で
支えてもらっていた。


今、私の心に浮かぶのは父親と二人、冗談とも本気とも分からないような
会話で笑っていた姿。 
それを横で見てるのが私は一番心地良かった。


父親が2年前に逝ってずいぶんお力を落とされていたようだった。
それでも、私に会うといつも笑顔で『おぉ元気かー?』って。
優しい笑顔だった、父親とやっぱり血縁なのかそっくりで。
昨日の遺影もあのままだった。
『元気にやるんだよー!』って私に語りかけているようだった。


寂しい、どうして次々とこうも悲しいことが。
でも、生きて行きます。
そうしていつか、そちらへ行った時また、その笑顔で迎えてください。
もう今頃は、父親と娘と3人で笑って話しているのかしら。。。