お土産のほうき

ほうきがあったよ。
沢山の小物の入った箱の中にきちんと入っていたよ。
ちゃんと持っていてくれたんだね。
長い事どこに行っても捨てないで。
ありがとう。 なんでも大切にするんだよね。
変わってないね。

ほうきにもK.O.B.Eって書いてあるね。
このほうきを見ると魔女の宅急便を思い出すね。
好きだったもんね。 ビデオを何回も見てたもんね。
ほうきに乗ってお空を飛ぶキキだったかな、あの女の子が好きだったのかな?
ちょっと、似てるね、活発で元気良くて。
あんな、女の子だったよね。
元気だったのにね。
明るくておてんばさんだったのにね。

今頃はもう、ほうきには、さすが乗ってないかな?
もっぱらテニス?
くれぐれも、やりすぎないようにね。
疲れを忘れてしまうほどはね。
でも、 もう今は自由かな?
自由に飛んでるのかな?

ほうきに、乗ってお母さんのところまで飛んできてよね。
窓開けて待ってるよ。
寒いから、マフラーしてね。
飛んできてよね。