納得がいくこと、そうでないこと。

昨夜ボクシングを夫が見ていた。


前置きが長い長い。
やっと始まって、
『わぁー、ダウン!!』って夫の声で
ちょっと見てみた。
なんだか弱そーー。
こりゃぁだめねって思った。
『格下ばっかりとやってたからなー。』って
夫も言ってた。
『まぁ、負けるよね』って私も。


それから、なんだかんだやってたけど
見なかった。
最終ラウンドが終わったようで
負けを確信した夫の様子。


チャンネルをすぐ変えてしまった。
それでも、またもとに戻してみたら
『うっそー、勝ったぁー????』
夫が叫んでいた。


私もそこそこ見に行った。
なんとチャンピョンベルトして
泣いてるよー。
なんだこりゃ。
変な試合だよ。みっともないなーって思った。


負けて堂々『まだまだ力不足でした。
世界を甘く見てました。
次回まで必ず力付けで頑張ります!』って言うほうが
よっぽどかっこ良かった。



新聞の論評では、
人気の落ちたボクシング界の
人気取りたいがための無理やり作った若いヒーロー。
見えすいているテレビ局とボクシング協会の意図。

うん、これが一番納得。


彼は敗戦で学ぶ大切なチャンスを失ったとも。
うん、ますます納得。


人は不遇で知ること、勉強すること一杯あるんですよ
新チャンピョンさん。